練馬区大泉学園　トリミング　ペットホテル　MEW-WAN

水には軟水と硬水があります。

水に含まれるカルシウムイオンやマグネシウムイオンなどの量を数値化したものを、水の硬さ「硬度」といい、硬度成分の多い水を硬水、反対に少ない水を軟水と呼びます。

日本の水道水の平均硬度は約60mg/Lです。

アメリカやヨーロッパの多くの地域では、硬度200〜400mg/Lと言われていて、それに比べるとずいぶん飲み口が柔らかいことから、一般に日本の水は軟水だという認識が強いようです。

が・・・。

下の図から、わかるように、硬度20ｍｇ/Ｌでも様々な

「水の困った」

が起こります。

軟水は、それだけで洗ってもシャンプーに使っても、犬の皮膚のバリア機能を高め、潤いのあるしっとりした皮膚にすることがわかりました。

バリア機能の高い皮膚は、保湿性が高まりさまざまなトラブルを起こしにくいといえます。デリケートなペットの皮膚の健康を保つ、やさしいけれど強い味方・・・それが軟水です。

三浦工業（株）と東京農工大学との共同研究によるデータ。
◎10頭の犬を、水道水（硬度約150mg/L）と軟水で2週間ごとに3回シャンプー。3回目のシャンプー後に経皮水分蒸散量を機器測定した。

 

 

皮膚トラブルで苦しんでいるペットは、見るにしのびありませんね。

アレルギーなどが原因でかゆみをともなう皮膚炎になった犬を軟水でシャンプーしてみたところ、かゆみによる引っかきや、赤み・カサカサ・抜け毛といった皮膚炎症状が緩和することがわかりました。

皮膚炎の犬の治療の助けに利用している動物病院もあります。もちろん、薬のような副作用がありませんから、ご家庭でも安心してお使いいただけます。

三浦工業（株）と東京農工大学との共同研究によるデータ。

◎皮膚炎で動物病院に来院した10頭の犬を、水道水（硬度150mg/L）と軟水で2週刊ごとに3回シャンプー。試験前後に獣医師が皮膚炎症状をCADESIスコアで評価し、3回のシャンプーによって変化したスコアを求めた。CADESIスコアとは皮膚炎の重症度を、身体62カ所における4症状について、症状なし（0ポイント）から重度（5ポイント）で評価したもの。スコアが大きいほど皮膚炎症状が重いことを示す。

 

 

ペットも家族同様、健康できれいにいてもらいたいものです。

サラサラ・フワフワの毛並みは、ペットにとっても飼い主さんにとっても気持ちよく、リラックスできるのではないでしょうか？

シャンプーの時に軟水を使ってあげると、毛に金属石けんカスが残らないので、毛づやや手触りがよくなります。
ブラッシングのときも毛がからまらず、スムーズ。繊細なペットの毛並みに、うれしい変化が起こります。

三浦工業（株）と東京農工大学との共同研究によるデータ。
◎10頭の犬を、水道水（硬度約150mg/L）と軟水で2週間ごとに3回シャンプー。試験前後に飼い主が毛づやを評価し、3回のシャンプーによって評価が高くなった頭数を示した。